結合されたセルでのオートフィルの仕方

kenpyon

2012年02月03日 18:53

エクセルでは、効率的に計算や加工がしやすいように、できるだけセルの結合などをしないように作りたいものですが、人生、時には思いどおりにはいかないこともありまして・・・

図を見てもらえればわかると思いますが、クライアントの要望で、コードと社名を縦に並べるような表を作ることになりました。
僕としては、コードと名前は別の列にして欲しかったのですが、長い社名が多いのでこのような形にしてほしいらしいのです。


仕方がないのでそのように作りましたが…やっかいなことが起きました。


この表は、データベースから引っ張ってきた別シート(原データ)にあるデータから、必要な項目だけ参照して表にしています。


この表でいうと、D列のセルD4には、

=原データ!E2 

という式が入っています。これをこのままオートフィルしてしまうと、1個飛ばしにコピーされてしまいます。
セルD4は、4行目と5行目のセルD4とD5が縦に結合されていますが、それによってセルD5がなくなったわけではなくて、使えなくしているだけだからです。


今回の場合700ほどのデータがあるので、一つ一つやっていては、式を修正していったらキリがないので、次の方法で解決しました。

計算式を修整してから、オートフィルをする方法です。現在、

=原データ!E2 

という式が入っていますが、これを


★原データ!E2

と修正してオートフィルします。
すると、順にオートフィルされます。
その後、D列を選択し、「編集」の置換で、「★」→「=」に置換してしまいます。


すると、一気に修正ができました!
すごいですね。



実は、これは僕のアイデアではありません。
下記URLでのnoname#52504さんの回答をそのままやったものです。
http://okwave.jp/qa/q3020015.html



色々調べて、様々な意見を読みましたが、これが一番シンプルで早いです。
しかも、内容も簡単で理解しやすいので、いろんな人が利用できます。


こういうのが、生きた知恵っていうんでしょうね。
感心しました。



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