みんなのパソコン教室

添付画像のような表を使っている人がいて、毎年、経験年数を入力しなおすということをやっていたとか。

「何かいい方法ない？」と相談を受けたので考えてみました。

必要な条件は
①Excelで期間を計算する計算式（関数）
②計算期間の終了日を現在の日付にする
の２点ですよね。


期間を計算するには、DATEDIF　関数を使用します。
これは、ある日からある日までの期間を、指定された単位で計算する関数です。


計算式
＝DATEDIF(開始日,終了日,単位）

今回は、免許の交付年月日から現在までの期間を、年数で計算するわけですから、例でいえば


=DATEDIF(R6,S6,"Y")


となります。


さらに、終了日を本日の日付にしたいのであるから、終了日欄にNOW関数を入れます。


計算式
＝NOW()　または　＝TODAY

でも、これだとどこかのセルが必要となりますよね？
そこで、このように式へ埋め込んでしまいます。


=datedif(A4,today(),"y")



これで、常に本日までの日数を計算してくれますね（^^）




ただ、このままだと、開始日が入っていない空欄の行が出た場合、変な数値が入ってしまうんですよね。
みっちりデータが入るのならいいのですが、そうでない場合もあるので・・・
そこで空欄の場合は、非表示となるようif式を入れます。



=IF(L5="","",DATEDIF(L5,TODAY(),"Y"))





ちなみに指定した期間のうち、表示したいものに応じて次のように入力します。
年数（満年数）は、"Y"
月数（満月数）は、"M"
日数（満日数）は、"D"


では、何年何か月って時はどうしたらいいの？
新たな人が入った時のために、余分な入力欄を用意しておきたいけど、式を入れると数値が表示されてしまうのなんとかならない？
そんな方はその2へどうぞ
Excel 名簿　年齢・経験年数などを自動計算する方法　その２

メニューへ戻る